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【お料理研究メタ分析】コールスローサラダ編

色んなお料理研究家のコールスローサラダづくりのポイントをまとめて、共通点を抽出すれば、最高のコールスローサラダが作れるようになると思ったんですよ~!(トムブラウンより)

今回は生成AIの力を借りて、Youtubeで再生回数の多いコールスローサラダレシピで、各料理研究家がポイントとして動画内で言及している部分を抽出し、共通した点、異なる点をまとめてみた。

全部の料理動画を作ってみる時間はない人も、なんとなくレシピ無しで作ってる人も、これを見るだけでちょっとコールスローサラダの勘所がわかる。そんな記事になったかもしれない。

共通して重要とされているポイント(=美味しさの核)

1. 野菜の水分処理

  • 水分を抜く工程が重要
    • 塩をふって水を出す
    • しっかり絞る
    • 冷蔵庫で寝かせてなじませる
  • 水っぽくならないことが全体の美味しさに直結する
    • ドレッシングが薄まらず、一体感が出る

※コウケンテツさんのみ「塩もみしない」派だが、オイルファーストで水分流出を防ぐというアプローチを取っているため、「水分をコントロールする」ことは共通している。


2. 切り方と食感の工夫

  • 食感を活かす切り方
    • キャベツ:千切り、繊維を断つ、角切りなど求めたい食感に応じて切り方を変える。春キャベツがおすすめ
    • にんじん:千切り or 角切り
    • 芯も捨てずに使うが葉とは分けて切る

食感がポイント。柔らかい・シャキシャキ・歯ごたえを意識。


3. 味付けの基本軸

  • 酢・砂糖・塩・マヨネーズが基本構成
    • 酢(またはレモン汁)でさっぱり
    • 砂糖で甘みを加える(やや甘めが共通)
    • マヨネーズ(量には個人差あり)

甘酸っぱさ+コクがコールスローの特徴となる


4. ドレッシングと野菜のなじませ方

  • 混ぜ方に工夫(ふんわり or しっかりなじませる)
  • 時間を置くと味がよりなじむ

混ぜ方・時間経過によって味がなじむことを意識


共通していないが、アレンジ可能なポイント(=アレンジ幅)

味付けのアレンジ

  • マヨネーズ不使用派 vs 多め派
    • コウケンテツ:使わない(オイルベース)
      マヨネーズ不使用のコールスローは少数派だが、軽やかなコールスローサラダをモリモリ食べたいときにおすすめ。
    • 他3名:使用(特にリュウジ・設楽はしっかり入れる)
      小鉢でも十分にインパクトのあるサラダにしたいときはマヨネーズを多めに使ったサラダにすべき。
  • 酸味の種類
    • 酢、レモン汁、米酢、すし酢(使い分けOK、他の料理が洋風ならレモン汁、和風なら米酢といった具合に使い分けるのがよい)
  • コクやアクセント追加
    ベースのサラダに飽きた場合や次の日のアレンジとして以下の調味料を加えるのもGood
    • ニンニク(すりおろし・粉末)
    • コンソメ(ゆかり)
    • マスタード、粉チーズ、カレー粉(ゆかり)
    • 粗挽き黒胡椒(リュウジ・設楽)

具材のアレンジ

  • ハム(コウケンテツ、設楽、ゆかり)…旨味と満足感アップ
  • コーン(ゆかり)…甘みと彩り
  • 玉ねぎ(コウケンテツ)…アクセント
  • 具材の切り方(千切り or 角切り)で見た目・食感が変わる

以下、各料理研究家のポイント

コウケンテツさん

  • 塩もみしない
    • 水分を絞る手間がなく、キャベツ本来の食感が楽しめる。
  • マヨネーズを使わない
    • さっぱりとした味わいで、たくさん食べられる仕上がりに。
  • オイルファースト(最初にサラダ油でコーティング)
    • 調味料の前にオイルで和えることで、キャベツのシャキシャキ感をキープ。
    • 後で入れる塩・砂糖・酢による水分の出すぎを防ぐ。
  • 玉ねぎは水にさらして辛味を抜く
    • 少量加えることで、全体の味にアクセントと深みが出る。
  • ハムは細切りでたっぷりめに
    • 旨味が加わり、全体の一体感が出る。
  • 調味料は砂糖・塩・酢のみ
    • 常備調味料だけで作れる、シンプルな味付け。
  • 混ぜるときは空気を含ませるように軽やかに
    • ふんわり仕上げて、食感も見た目も良くなる。
  • 水が出づらいためお弁当にもおすすめ
    • 時間が経ってもベチャっとならない。

料理研究家リュウジさん

  • 春キャベツを使うのがベスト
    葉が柔らかく甘みがあり、コールスローに最適。
  • にんじんは皮付きのまま使用し、千切りにする
    甘みと食感のアクセントになる。
  • キャベツとにんじんに塩を振って水分を抜く
    浸透圧で水が出る。ここが“コールスロー最大のキモ”。
  • 水分をしっかり絞ることが重要
    水分が残るとドレッシングが薄まり、一体感が出ない。
  • マヨネーズはやや多めに使う
    甘めに仕上げることで野菜とよく絡む。
  • レモン汁(or 酢)でさっぱり感を加える
  • 砂糖を加えて甘みを出す
    「少し甘め」が至高の味の秘訣。
  • すりおろしニンニクで味にアクセントを加える
    甘さとコクを引き締める。
  • 粗挽き黒こしょうで風味を立たせる
  • 混ぜるときはよく混ぜること
    ドレッシングと具材をしっかりなじませる。

料理研究家ゆかりさん

  • キャベツは葉と芯を分けて切る
    芯も細く千切りにすることで美味しく食べられる。
  • 葉は繊維を断ち切る方向に千切りにする
    シャキシャキ感がより際立つ。
  • にんじんも細く千切りにする(3〜5mm幅)
  • キャベツとにんじんを塩で揉んで15分置く
    野菜の水分が抜けてしんなりし、味がなじみやすくなる。
  • 15分後にしっかりと水気を絞る
    絞りが甘いと仕上がりが水っぽくなる。
  • 水気を絞ったらコーンと調味料を加えるだけで完成
  • 調味料にはマヨネーズ、酢、砂糖、コンソメ、黒こしょうを使用
    酢は米酢やすし酢など好みでOK。まろやかに仕上がる。
  • コーンは缶詰を使用し、しっかり水気を切る
  • アレンジでハム、マスタード、粉チーズ、カレー粉もおすすめ

料理人 設楽の料理道場さん

  • キャベツは大きめの角切りにする(1.5〜2cm程度)
    千切りよりも水が出にくく、食感も良くなる。
  • 春キャベツの芯もそのまま使ってOK
     柔らかいため、食感が楽しめる。
  • にんじんも角切りにする(約5mm角)
    水分が出にくく、歯ごたえが保たれる。
  • 塩は野菜の重さの1.5%で「塩もみ」する
    しっかり水分を抜くことで水っぽくならない。
  • 塩もみ後は冷蔵庫で30分寝かせる
    温かい時期は常温ではなく冷蔵庫で寝かせるのがベター。
  • 野菜の水気はぎゅっとしっかり絞る
    ここが水っぽさを防ぐ大事な工程。
  • 調味料は全体重量に対して分量を目安に
    酢・砂糖は各1%、マヨネーズは5%が基準。
  • 胡椒はやや多めが美味しい
    味にアクセントがついて食欲を引き立てる。
  • アレンジも可能(ニンニクやハムなど)
    好みに応じてアレンジしてOK。
  • 出来立ても美味しいが、少し時間を置くと味がなじんでさらに美味しくなる
  • 冷蔵保存で約4日間日持ちする

参考諸元

  • この記事を書いた人

兵庫県出身。関西の大学卒業から東京で働き始めて早5年~10年。 2024年6月に第一子誕生。ずぼら、大雑把、屁理屈を煮詰めたような性格。

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