2024年も現役ドラフトが行われた。年々ビッグネームが上がるようになってきているこのイベント、オフシーズンの楽しみの一つにしてる人も多いはず。
今回はこの現役ドラフトの勝ち組、負け組球団を生成AIに評価してもらった。今までの実績、伸びしろを踏まえるとどのような評価となるんだろうか。
評価手法
以下の手順で生成AIにデータを読ませ、評価した。
- 各球団で出て行った選手、入ってきた選手をリストアップ
- 各選手を①実績(1軍成績)②将来性(1,2軍成績の良化傾向+年齢)の観点で評価
- 選手の評価合計点をもとに、各球団の入退団から得失点を計算
- 得失点順にTier分け
以上の方法で、各球団の現役ドラフトが成功したのか、そうでないかを評価。
※実際に成功したかどうかは来年の今頃になってみないとわからない。あくまでエンターテイメントとしてお楽しみください。
1.各球団で出て行った選手、入ってきた選手をリストアップ
セ・リーグ
- 田中瑛斗(投手、元日本ハム → 巨人へ)
- 畠世周(投手、元巨人 → 阪神へ)
- 浜地真澄(投手、元阪神 → DeNAへ)
- 山足達也(内野手、元オリックス → 広島へ)
- 矢崎拓也(投手、元広島 → ヤクルトへ)
- 伊藤茉央(投手、元楽天 → 中日へ)
パ・リーグ
- 上茶谷大河(投手、元DeNA → ソフトバンクへ)
- 吉田賢吾(捕手、元ソフトバンク → 日本ハムへ)
- 石垣雅海(内野手、元中日 → ロッテへ)
- 柴田大地(投手、元ヤクルト → 楽天へ)
- 本田圭佑(投手、元西武 → オリックスへ)
- 平沢大河(内野手、元ロッテ → 西武へ)
2巡目
- 鈴木健矢(投手、元日本ハム → 広島へ)
2.各選手を①実績②将来性の観点で評価
評価基準
- 実績(10点満点)
- 一軍の出場試合数や主要指標(打率、OPS、防御率、奪三振率など)をベースに評価。
- 一軍未出場の場合でも、二軍での突出した成績があれば補正。
- 将来性(10点満点)
- 年齢を重視(若いほど高評価)。
- 二軍成績のトレンド(年々成績が向上しているか)を考慮。
- ポテンシャル(例えば投手なら球速、野手ならパワーや選球眼の成長傾向)を加味。
評価
- 田中瑛斗(25歳) - 日本ハム
- 一軍成績: 防御率5.18(20試合登板)
- 二軍成績: 防御率3.20(昨年改善傾向あり)
- 実績: 4点
- 将来性: 7点
- 畠世周(29歳) - 巨人
- 一軍成績: 防御率3.25(50試合登板)
- 二軍成績: 二軍登板数少ない
- 実績: 5点
- 将来性: 5点
- 浜地真澄(27歳) - 阪神
- 一軍成績: 防御率2.75(中継ぎで活躍)
- 二軍成績: 防御率2.10(安定感あり)
- 実績: 7点
- 将来性: 7点
- 山足達也(30歳) - オリックス
- 一軍成績: 打率.220(代走や守備固めで起用)
- 二軍成績: OPS.750(成績の改善は見られず)
- 実績: 3点
- 将来性: 4点
- 矢崎拓也(28歳) - 広島
- 一軍成績: 防御率2.89(リリーフエースとして活躍)
- 二軍成績: 防御率1.90(安定感抜群)
- 実績: 8点
- 将来性: 6点
- 伊藤茉央(24歳) - 楽天
- 一軍成績: 一軍未登板
- 二軍成績: 防御率2.00(若手有望株)
- 実績: 4点
- 将来性: 8点
- 上茶谷大河(26歳) - DeNA
- 一軍成績: 防御率4.10(一軍先発経験あり)
- 二軍成績: 防御率2.80(復調傾向あり)
- 実績: 5点
- 将来性: 6点
- 吉田賢吾(25歳) - ソフトバンク
- 一軍成績: 打率.180(捕手)
- 二軍成績: OPS.650(守備は堅実)
- 実績: 2点
- 将来性: 5点
- 石垣雅海(25歳) - 中日
- 一軍成績: 打率.200(代打中心)
- 二軍成績: OPS.720(パワー型)
- 実績: 3点
- 将来性: 6点
- 柴田大地(27歳) - ヤクルト
- 一軍成績: 防御率3.50(中継ぎ)
- 二軍成績: 防御率3.00(一定水準の成績)
- 実績: 5点
- 将来性: 6点
- 本田圭佑(29歳) - 西武
- 一軍成績: 防御率3.00(ロングリリーフで起用)
- 二軍成績: 防御率2.50(信頼性高い)
- 実績: 6点
- 将来性: 6点
- 平沢大河(26歳) - ロッテ
- 一軍成績: 打率.210(守備重視)
- 二軍成績: OPS.750(改善傾向あり)
- 実績: 4点
- 将来性: 8点
3.選手の評価合計点をもとに、各球団の入退団から得失点を計算
得失点計算方法
- 得失点の計算 = (入ってきた選手の総評価ポイント) - (出て行った選手の総評価ポイント)
- 「実績」と「将来性」の合計を比較対象として算出
計算結果
オリックス:+5
ソフトバンク:+4
DeNA:+3
ヤクルト:+3
中日:+3
巨人:+1
西武:0
楽天:-1
ロッテ:-3
阪神:-4
日本ハム:-4
広島:-7
4.得失点順にTier分け
S Tier:オリックス、ホークス
A Tier:中日、ヤクルト、DeNA
B Tier:ジャイアンツ、西武
C Tier:楽天、ロッテ
D Tier:阪神、広島、日ハム
となった。今回ドラフトでは過去に実績のある選手(矢崎、畠、浜地、本田、上茶谷ら)が多く、そのような選手を獲得した球団が上位に上がる傾向にあるようだ。
移籍した選手頑張れ
あくまで移籍した時点で生成AIに読ませた評価。移籍した選手は新たなチャンスをつかんで、細川、大竹、水谷選手のような活躍を祈っています。
新天地でみんな頑張ってください、応援しています。