【名前の長いプロテインを買うな】初心者が買いたいプロテイン

プロテインが好きだ。プロテイン沼にどっぷりとつかっている。プロテインを飲み始めて約5年、気づけばとんでもない種類のプロテインを飲んできた。昨今の筋トレブームも相まって、プロテインの味はかなり高クオリティになっている。

今回は雑記として今まで飲んでおいしかったプロテイン、そうでなかったプロテインをまとめておく。プロテイン選びで失敗する人が減りますように。

プロテインを飲む前に自分について知っておく

牛乳に相性の悪い体質ではないか

Amazonや楽天で大々的に売られているプロテインの多くはWPCといって、乳糖を多く含む（参考）。

ざっくり言うと、牛乳を飲んでお腹を壊すタイプの人はこの種類のプロテインを飲むと同じくお腹を壊す。もしあなたが牛乳と相性の悪い体質なら、WPIやソイといった種類のプロテインを購入することをお勧めする。わざわざ腹を壊すプロテインを買う必要はない。

牛乳を例に出したが、何も乳糖に限った話ではない。プロテインにはホエイプロテイン（WPI/WPC）、ソイプロテイン、カゼインプロテインetc...様々な種類のプロテインがあり、アレルギー反応や体質的に合わない食材がある場合、上記のプロテインとの相性をチェックしておくべきだ。

自分のように特にアレルギーのない健康優良児は黙ってWPC（一番多く売られてる安いもの）を買うのが一番。種類も多く、値段も安い。自由競争が盛んなので味も美味い。

甘い飲み物が好きかどうか

プロテインというのは大概甘い。味の尺度は「少し甘い～甘い～とても甘い」といった程度で、とりあえず何かしら甘い液体を飲むことになる。代表的な味でいうと、チョコレート味、ココア味、ベリー味、抹茶味、バナナ味といった具合。

一部「味噌汁味」のようなトチ狂った味のプロテインが発売されることがあるが、物好き以外は避けた方が良い。

いずれにせよ、そもそも甘い味の飲み物が好きではない、という人もいるだろう。そういった人は無味（プレーン味）のプロテインを飲むことをお勧めする。もともと甘い味が好きでないのに、美味しいチョコレート味のプロテインを飲んでも誰も幸せにならない。

美味かったプロテイン

飲んできて美味かったプロテイン、また買う予定のあるプロテインを紹介する。

なお、ここの評価には「飲み続けられるか？」という観点も含まれている。

プロテインには単発で飲むと美味いのに、飲み続けるうちに飽きてくるもの、1kg飲むのはしんどいものがなぜか存在する。そういったものは排除した。最初は好きだった味がどんどん嫌いになっていくのは本当にしんどかった。切なかった。

万人受けする味

これは持論だが、基本的に美味いプロテインというのは、味の名前が短い。なんとかかんとかエクストラ何とか味、というのは総じて不味い、もしくは長続きしない。

万人受けする味で長く続けられるものと感じたのはこちら。

• VALX チョコレート味
  プロテインメーカーというのは、まずチョコレート味（もしくはココア味）を発売する。いわばそのメーカーの顔となる看板味。
  世間での評価も高く、個人的に一番美味しかったのはVALX。個人的には冬場にミルクを混ぜて飲みたい。

• ザバス リッチショコラ味
  同様にザバスのリッチショコラ味も美味い。VALXより高級感を感じる味わい。薬局などで手に入れやすいのが嬉しい。Amazonのセールなどで頻繁に安くなっているので平常時に買わないよう注意。叩き売りを買おう。

• アンビーク ヨーグルト味
  同じく定番となっているヨーグルト味。ホエイプロテインというのはとにかく乳臭さとの勝負で、乳臭くあってはならない味についてはどのように乳臭さを消すかというのが重要になってくる。ただ、ことヨーグルト味については乳臭さを消す必要はない。素材の味が最も生かされるのがヨーグルト味である。ヨーグルト味については各社本当に味の違いが無い。アンビークのプロテインはビタミンも入ってるので一石二鳥、朝に一杯飲むと断罪感があるので紹介しておく。別にもっと安いところのでも良いと思う。

• ビーレジェンド ベリー味
  甘いのが苦手な人への救済味。甘さが抑えられていて、酸味が程よい、夏に飲みたいプロテイン。水で割ってもあっさりしていて十分美味い。こってりした味が苦手な人におすすめ。

• ビーレジェンド ミックスジュース味
  個人的に最も美味しく、最も頻繁に購入しているプロテイン。とにかく味が美味い。甘すぎず、不自然すぎず、どこか懐かしいミックスジュースの味がする。チョコやヨーグルトといった定番味を試した後、セカンドプロテインを探し求めている人におすすめ。セカンドプロテインってなんだ。

人を選ぶ味

• ULTORA ココナッツチョコレート味
  ミスドのココナッツチョコのドーナツは好きだろうか。好きならGOだ。それ以外の人は無難な味を買ってくれ。個人的には2年に1回くらい買いたい。

微妙だったプロテインについて

コーヒー好きな人はコーヒー味のプロテイン飲むな

まあまあコーヒーが好きだ。月二回は焙煎所に豆を買いに行って毎日コーヒーを淹れて飲んでいる程度に。

「コーヒーが好きな人はコーヒー味のプロテインを買ってみましょう！」

正しいように見える。大反対だ。

風味、味、舌触り、すべてにおいて本物のコーヒーに遠く及ばない。悲しくなってくる。これを飲むくらいなら自分で淹れたコーヒーにプレーン味のプロテインを混ぜて飲む方がマシ。

といっても、これはプロテインメーカー各社の怠慢ではなく、単にコーヒー好きが香りや舌触り、風味といった、プロテインが最も苦手とする味の部分を重点的に味わう傾向にあるだけだと思う。

買わなくていい。とにかくコーヒー好きな人はコーヒー淹れて飲んでくれ、プロテインは厳しい。

期間限定味は買わなくていい

期間限定味のプロテインはやたらとそそるネーミング、発売時期、味のチョイスで我々の購買意欲を刺激してくるが、買う必要はない。

本当に美味しければリピーターが続出して定番商品になる。その時を待てばいい。（VALXの紅茶味などがそれにあたる。確かに美味かった。）

プロテイン探しの旅は続く

一生をかけてプロテインを探して行く。この記事も随時更新する。