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【53万で視力-0.02→1.5】ICL手術体験レポ - ICLにした理由と医者選び

2024年11月4日

ICL(眼内コンタクトレンズ)手術をして1年半経った。53万円かかった。

当時出張が多くて、毎回コンタクトレンズをもっていくのも面倒だったし、眼鏡を忘れないようにするのも一苦労だった。

その上かなり目が悪いので、眼鏡をかけるとただでさえなけなしのサイズの目がゴマ粒みたいに小さくなるのも嫌だったし、コンタクトレンズ代のことを考えるといつかペイするのと言われているのも魅力の一つだった。

あと、コンタクトレンズをずっとつけていると角膜内皮細胞というものが減少していくらしい。しかも減るともう二度と戻らない。最悪角膜の移植が必要になる。避けたい。

2weekなら別にペイしない

楽天にある1day2weekのコンタクトレンズの価格をもとにシミュレーションをしてみると、別に2weekならほぼペイしないことが分かった。1dayなら20年くらいでペイする。後悔はしてないけどネット記事の鵜呑みは危険。

医学的な知見、エビデンスについては各医院のHPやパンフレット等の公式記載をベースに各自判断してください。

安いレーシックじゃなくてICLにした理由

ICLは可逆

よくICLと対比されるのがレーシック。こっちの方が安い。どこを見ても安い。でもICLにした。

理由はレーシックは不可逆で、ICLは可逆だから

レーシックというのはざっくり言うとレーザーで角膜を削る手術で、ICLは目の中にレンズ上のものを入れる手術。レーシックで一度削ってしまった角膜は元に戻せない。ICLは角膜を削るわけではないため、万が一の場合レンズを取り出せばもとに近い状態に戻すことができる。

自分自身がレーシック/ICLしてる医者いないよ、危ないよ

というのはよく言われる話。そこに一抹の不安を感じていた自分としては、可逆性のあるICLにすることである程度リスクを軽減したかった。

レーシックは目が悪すぎると受けられない

レーシックは目が悪すぎると適応外になることがある。その他眼疾患があっても適応外になることがある。

ICLもさらに目が悪すぎると適応外になることがあるが、レーシックよりは受け皿は大きい。自分は目がめちゃくちゃ悪かったのでICLを選んだ。ちなみに自分が紹介した友人もレーシックを断られてICLを受けることになったので、結構な人が当てはまる可能性がある。

日本眼科学会のガイドラインでは、-6.00D以上の強度近視はレーシック慎重適応、-10.00Dを超える場合には、レーシックは禁忌、すなわち禁止とされています(https://senshinkai-clinic.jp/column/article/42/

医者選び

ICLをやると決めて一番課題になるのが医者選び。自分は先進会眼科 東京にした。

医者選びを振り返ってみる。

体験談がアテにならない

人生でICLを複数回受ける人は少ない。なので、どの医院がいいかを実体験をもとに比較して語れる口コミはほぼゼロ

ラーメンだったら前に食べたことのあるラーメンと比べて口コミできるけど、自分の1回こっきりの手術体験は比較対象がない。

よっぽどヤバい事故だったら口コミも参考になるけれど、医院に寄せられている口コミは結局何が妥当なのか判断がつかなかった。

専門医・執刀数

こうなってくると客観的な数字で判断できる部分を探しに行くしかない。

ICLの中でも先進的な術法や、専門医/認定医、執刀数の多さをベースに探して行くと先進会眼科に当たった。こういう時に大手はある程度クオリティが担保されているので安心だと思う。

ここはICL指導医というICLの認定医を指導する立場の医者が2人いて安心できた。自分は歯医者も眼科もとりあえず判断できなかったら認定医、専門医のいる病院を選ぶことにしている、口コミに迷わされずに済むのでおすすめ。

後から感じる大事な点

後から振り返ると、通いやすさや駅からの近さが大事だった。

特に術後は手術前の点眼液の効果で視界がぼやけるので、歩いて帰るのが危険。なるべく早く公共交通機関に乗りたい。(タクシー乗れる高級民はどうぞタクシーへ、ちなみに手元もぼやけるのでタクシーは予約しておいた方がいい)

金に余裕があるならICL、大手で通いやすいところに受けるのがおすすめ

自分はレーシックじゃなくてICLをしてよかったと思う。SNSでレーシックに関するアンチコメントを見ても不安にならずに済むから。せっかく自分が選んだ手術を後悔したくない。

安さをうたう医院も大手もそこまで劇的に値段は変わらないので、近くの大きい病院を選ぶのが無難でおすすめ。

手術レポや流れについては次記事へ。

【53万で視力-0.02→1.5】ICL手術体験レポ - 手術までの流れと手術当日

2024/11/8    ,

前回の記事に引き続き、今回もICLのことについて書いていく。 【前回記事】 ICLを受けようと思ってから、実際にICLを受けるまでの流れ。 手術までの流れ 検査予約ネットや電話で適応検査のカウンセリン ...

  • この記事を書いた人

兵庫県出身。関西の大学卒業から東京で働き始めて早5年~10年。 2024年6月に第一子誕生。ずぼら、大雑把、屁理屈を煮詰めたような性格。

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