子のおむつを替え、ミルクをあげる。育児はそれだけにとどまらず様々な周辺業務を生む。
まず近所の薬局を徘徊し、安いおむつを探し回り、Amazonや楽天とにらめっこして仕入れ先を決めるところから始まる。
もういい加減調べ疲れするのはやめにしたい、そんな思いでAmazon、楽天、薬局を徹底的に比較して令和のおむつ仕入れの鉄則にたどり着いた。(ものすごく疲れた)
調査は2024年10月25日時点でのものを使用している。各媒体や店舗での割引によって倍率やお得状況にブレが生じることは念頭においていただきたい。ただそれを踏まえてもこの結論が揺らぐことはない。揺らいだ場合はリライトする。
結論:楽天マラソン/SALEでまとめ買いを狙え。平常時は近所の薬局に行け。
楽天のお買い物マラソン/SUPER SALE時にスーパーDEALが適用される楽天ベビー館でまとめ買いするのが最強。スーパーDEALが適用されると、おむつ価格のうちの020~25%がポイントで返ってくるぶっ壊れシステムを使い倒せ。
これに勝る購入方法はAmazonにもスギ薬局にもマツキヨにもなかった。
ちなみに、購入方法とのざっくりとした比較はこんな感じ。多少のばらつきは出るだろうが優劣が入れ替わるほど肉薄したものはなかった。
楽天ベビー館まとめ買い > 近所の薬局の最安値 >> Amazon定期便 ≧ 楽天のその他ショップ > 近所の薬局の平均 >>Amazonの通常購入
楽天でのまとめ買いを活かした買い方
楽天マラソンは月1~2回の頻度で実施される。おむつ購入のねらい目は子どものおむつサイズが変わりそうなタイミング。毎月ちょこちょこと購入するより、あらかじめおむつサイズ変更に合わせて次に必要となるおむつのサイズをドカッと買った方がポイントを貯めやすい。
楽天のお買い物マラソンでは、買い回りでポイント倍率が上がっていく仕様がある。安いものを買いまわってポイント倍率を上げた後に高額の商品を購入(おむつまとめ買い)することで、よりポイントの恩恵を受けられる。
補足:楽天経済圏活用で加速する
楽天経済圏といわれてピンとくる方は読み飛ばしてもらっていい。
この鉄則は「楽天はたまに使う程度で、特にポイント倍率を意識して普段から生活していない」という人にも当てはまるものだが、楽天経済圏の振る舞いを知っているだけでお得が加速する。
詳しくは散々解説しているYoutuberやブログがあるのでそちらにお任せするが、自分が実施している楽天経済圏ふるまいは以下の通り。各自自分の納得できる範囲で楽天市場でもらえるポイントにブーストを掛けておくと獲得予定ポイントを見てよりニンマリすることができる。
Amazon単発購入は愚者の振る舞い
明後日までにおむつが切れそうだから急いでAmazonでおむつ買わなきゃ!
愚行。計画性なし。薬局まで歩くこともできない怠惰。
Amazonで購入するならせめて定期便での購入をお勧めする。Amazonでおむつの単発購入は楽天まとめ買いに比べて1.5倍近い値段を払うことになることが多い。
Amazonは定期便が便利だが楽天の方が安い
Amazonは定期便を使えば多少は安くなる(15%OFF)が、それでも楽天ベビー館と比較すると平均して1.32倍高かった。楽天ベビー館がオープンしていないときに買いたいなら近くの薬局で必要最低限数を買えばいい。
脳死で購入したいならAmazon定期便という手もある。ただおむつは思いもよらぬタイミングでサイズアウトするので、解約が面倒。一度解約を忘れるだけで損失が大きいのでお勧めしない。実はAmazon定期便は単発購入も定期便で対応可能(定期便で1回だけ購入→その後定期便解約)だが、こちらも解約忘れのリスクが大きいのでお勧めしない。
楽天の期間限定でオープンする楽天ベビー館が圧倒的
楽天スーパーDEALとは、対象商品の購入金額の一部をポイントで還元するサービスです。(参考)
楽天ベビー館は買い物マラソンなどの期間限定でオープンするおむつ激安販売ヤクザ。
この楽天ベビー館で買うと、
25%のポイントバック+通常のポイント(楽天振る舞いで積んでおけば8倍程度)+付属のクーポン(600円もしくは800円)
の大値引き大ポイント還元の恩恵が受けられる。Amazonの通常購入と比べると1.46倍、Amazon定期便購入と比べると1.24倍安い。
楽天ベビー館は常にオープンしていない。お買い物マラソンが近くなってきて、その実施期間が告知されたタイミングでオープンするらしい。平常時に値段を確認することができない上、オープンするとおむつによってはすぐに売り切れるため、マラソン準備期間に確認しておくことをおすすめする。
近所の薬局はピンキリ、調査したくないなら楽天
近くの薬局も調査してきた。といっても、歩いておむつを買いに行く気になる距離の薬局に限る。徒歩圏内にある薬局の値段は先ほどの原則に収まる範囲だった。まとめ買いが間に合わず、1パックだけおむつが必要になる人はAmazonで買うより近くの安い薬局で買った方が良いだろう。
楽天ベビー館まとめ買い > 近所の薬局の最安値 >> Amazon定期便 ≧ 楽天のその他ショップ > 近所の薬局の平均 >>Amazonの通常購入
ただ、近くの薬局については個人差がものすごく大きいはず。もちろん、近くの薬局がとんでもなく安い人や、車移動が中心になる地域に住んでいて、激安ディスカウントストアに行ける人は楽天ベビー館より安いだろう。(毎回買いに行くのが面倒になったときにはこの記事のことをふと思い出してほしい)
その他留意事項
- GOONはAmazon定期便なし
- テープMはイレギュラー。定期便、ベビー館ともに対応が少ない
- 新生児サイズ/Sサイズは特にサイズアウトも含めて購入数を検討すべき。まとめ買いするほどの量が必要かはお子様次第。
調査事項について
計45商品をもとに調査を行った。調査内容は以下の通り(2024/10/25実施)。
- メーカー
グーン/パンパース/マミーポコ/ムーニー/メリーズを対象に調査 - テープ/パンツ
テープ/パンツ両方の製品を対象に調査 - サイズ
新生児/S/M/L/BIGサイズを対象に調査 - 製品
各社のメイン製品を調査 - Amazon単価
Amazonで販売されているもののうち、最も安い商品の1枚当たりの単価を調査。クーポン、ポイントが付く場合その価格を差し引きして割り出し。 - 楽天単価
楽天で販売されているもののうち、最も安い商品の1枚当たりの単価を調査。クーポン、ポイントが付く場合その価格を差し引きして割り出し。 - どちらが安いか
Amazon/楽天単価を比較して判断 - 倍率
全商品楽天の方が安かったので、Amazonが楽天よりどのくらい高いかを数値化